― 深煎りコーヒーに合う一冊 ―
『闘う君の唄を』
TASTE / 本の味わい
- 信念を貫く力強さ
- 教育現場に渦巻く対立
- 予想を覆すどんでん返し
RECOMMEND / こんな時におすすめ
- 自分の理想を信じ、周囲と衝突しながら前へ進む主人公を応援したい時
- 教育現場や保護者との関係を描いた、社会性のある物語を読みたい時
- 人間ドラマだと思って読み進めた先で、思いがけない真実に驚かされたい時
埼玉県秩父郡の幼稚園へ赴任した新任教諭・喜多嶋凛。子どもたちのために理想の教育を実践しようとする彼女は、理不尽な要求を突きつける保護者たちにも臆することなく立ち向かいます。まっすぐで力強い主人公の姿を追う物語に見えながら、少しずつ違和感が積み重なり、やがて思いもよらない方向へ。教育とは何か、正しさとは誰のためにあるのかを考えながら、最後に待つ真実まで見届けたくなる一冊です。深煎りコーヒーを片手に、主人公と一緒に闘うような気持ちで読み進めたくなりますよ。