― 深煎りコーヒーに合う一冊 ―
『ある閉ざされた雪の山荘で』
TASTE / 本の味わい
- 芝居と現実の境目が揺らぐ不穏さ
- 閉ざされた山荘に広がる疑心暗鬼
- 一度限りの仕掛けが生む驚き
RECOMMEND / こんな時におすすめ
- 閉ざされた空間で繰り広げられる、緊張感のあるミステリーを楽しみたい時
- 最後に見えていた景色が変わるような、仕掛けのある物語を探している時
- 意外な真相に驚き、もう一度読み返したくなる作品を探している時
オーディションに合格した7人の俳優が集められ、山荘を舞台にした殺人劇の稽古が始まります。しかし、一人また一人と仲間が姿を消していくうちに、用意された芝居と現実の境目が分からなくなっていきます。
すべてが演技なのか、それとも本当に事件が起きているのか。限られた登場人物の言葉や行動を疑いながら、真相を追わずにはいられない構成が魅力です。張りつめた空気と一度限りの仕掛けを、ほろ苦い深煎りコーヒーとともにじっくり味わいたいミステリーですよ。