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― 深煎りコーヒーに合う一冊 ―

『忌名の如き贄るもの』 三津田信三 / 講談社文庫

書籍「忌名の如き贄るもの」の表紙画像
(リンク先:楽天市場) ※単行本が入手しにくい場合は、文庫版や新装版など、ほかの版も探してみてくださいね。

TASTE / 本の味わい

  • 振り向いてはいけない「忌名」の儀式
  • 古いしきたりが残る村と不気味な「角目」
  • 推理するたびに変わっていく事件の真相

RECOMMEND / こんな時におすすめ

  • 古いしきたりが残る村の怖い話を読みたい時
  • ホラーも謎解きも楽しみたい時
  • 最後まで先の読めないミステリーに夢中になりたい時

OWNER'S NOTE / 店主のひとこと

虫くびり村では、自分に降りかかる災いを、もう一つの名前「忌名」に背負わせる儀式が受け継がれています。その儀式の最中、村の跡継ぎが右目を刺されて亡くなり、近くでは「角目」と呼ばれる不気味なものまで目撃されます。刀城言耶は、村に残る古いしきたりをたどりながら事件を調べていきます。

「名前を呼ばれても、絶対に振り向いてはいけない」という決まりが、まず怖いです。人が起こした事件なのか、それとも本当に人以外の不思議な何かがいるのか。先が気になりすぎて、ほとんど一気読みでした。

ホラー感多めの物語、謎が解けたあとも村の不気味さが残るので、深煎りコーヒーを飲みながら静かな夜に読みたい作品です。

Hon to Coffee o Douzo