― 深煎りコーヒーに合う一冊 ― 『すべてがFになる』 森博嗣 / 講談社文庫 (リンク先:楽天市場) ※単行本が入手しにくい場合は、文庫版や新装版など、ほかの版も探してみてくださいね。 TASTE / 本の味わい 孤島の研究所で起きる密室殺人 研究所に残された「F」の謎 コンピュータと論理で真相に近づく面白さ RECOMMEND / こんな時におすすめ 閉ざされた場所で起きる事件を読みたい時 手掛かりを追いながら自分でも推理したい時 論理的に組み立てられたミステリーを楽しみたい時 OWNER'S NOTE / 店主のひとこと 大学助教授の犀川創平と学生の西之園萌絵は、孤島にある研究所を訪れます。そこには、少女の頃から外の世界とほとんど関わらずに暮らす天才博士・真賀田四季がいました。ところが、彼女の部屋からウェディングドレスを着た死体が現れ、コンピュータには「すべてがFになる」という言葉が残されます。 外から入ることも、中から出ることも難しい部屋で、いったい何が起きたのか。犀川の落ち着いた考え方と、萌絵の行動力を頼りに、少しずつ真相へ近づいていきます。専門的な言葉も出てきますが、事件の仕組みが分かった時の驚きが大きく、タイトルの意味も心に残りました。 読み終えたあとは、最初から見えていた手掛かりをもう一度確かめたくなります。静かな緊張感が続くので、苦みのある深煎りコーヒーを飲みながら、じっくり謎を追いたい作品です。
大学助教授の犀川創平と学生の西之園萌絵は、孤島にある研究所を訪れます。そこには、少女の頃から外の世界とほとんど関わらずに暮らす天才博士・真賀田四季がいました。ところが、彼女の部屋からウェディングドレスを着た死体が現れ、コンピュータには「すべてがFになる」という言葉が残されます。
外から入ることも、中から出ることも難しい部屋で、いったい何が起きたのか。犀川の落ち着いた考え方と、萌絵の行動力を頼りに、少しずつ真相へ近づいていきます。専門的な言葉も出てきますが、事件の仕組みが分かった時の驚きが大きく、タイトルの意味も心に残りました。
読み終えたあとは、最初から見えていた手掛かりをもう一度確かめたくなります。静かな緊張感が続くので、苦みのある深煎りコーヒーを飲みながら、じっくり謎を追いたい作品です。